【投資】一般人の海外債券の賢い買い方

資産運用
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結論

既発債よりも新発債を選ぶ

為替手数料を削減する

米国債の盛り上がり

米国債は現在でも利率が高く、特に10年国債の利回りは4.5%~5.0%と高水準を維持しています。

これは投資家にとって魅力的な投資先であり、また、各ネット証券会社で米国債を簡単に購入できるため、初心者でも手軽に始められるのが特徴です。

米国債は安定性と利率の高さが魅力で、特に現在のような高金利環境では、資産運用の一部に組み込む価値があります。ネット証券の利用により、手軽に米国債の取引が可能になっている点も、人気の要因です。

手数料が高い

債券の購入手数料

多くの証券会社では、債券の購入手数料は無料と表記されています。

しかし、債券購入時の手数料が購入時と売却時の価格差として「スプレッド」として反映されており、これが実質的な手数料となります。さらにスプレッドは明確に公表されていない場合が多く、具体的なコストを事前に把握することが難しいのが現状です。
楽天証券の場合、外国債券のスプレッドは0.3%~1.0%と推定されており、購入金額によっては影響が大きくなります。

特に初心者は、このコストを理解せずに投資を始めると、思わぬ損失を被る可能性があるため、注意が必要です

為替手数料

海外債券を購入するには、日本円を外貨に換える必要があります。

この際にかかるのが為替手数料です。。為替手数料は取引金額が大きくなると、その分コストも増えるため、長期投資の場合、為替手数料の差が大きな影響を及ぼすことがあります。

為替手数料は、見落としがちなコストですが、投資利益に大きく影響する要素です。低コストで外貨を調達する方法を知っていると、長期的なリターンを高めることができます。

手数料を節約法

債券の購入手数料

手数料を抑える方法として、新発債の購入が挙げられます。
新発債は発行時に証券会社が手数料を負担するため、購入者が追加で支払う手数料は発生しません

ただし、デメリットとして、選べる銘柄が限られており、米国国債など人気の高い銘柄は含まれないことが多いです。そのため、ポートフォリオに特定の銘柄を含めたい場合には、既発債を購入する必要が出てきます。

新発債は、手数料の面で有利な選択肢です。特に手数料が利益に影響しやすい小口の投資家にとって、コストを抑えるための有効な手段となります。

為替手数料

為替手数料の節約方法としては、一番簡単なのは楽天証券やSBI証券での円貨から米ドルに換える方法です。このとき数銭のスプレッドがかかりますが低コストで外貨に変換できます。
また、低コストで外貨を調達する方法としては、住信SBIネット銀行の外貨積立サービスがあります。このサービスでは現状無料で外貨に換えることができ、非常にコストパフォーマンスが良いです。

さらに、SBI新生銀行では、ダイヤモンドステージの特典を活用すると、為替手数料が安くなる場合があります。この方法で外貨をSBI証券やマネックス証券に送金することで、投資コストを大幅に削減できます。

為替手数料は長期投資において特に重要な要素で、手数料を少しでも抑えることで、最終的な投資リターンを向上させることが可能です。

まとめ

海外債券の購入は、手数料や為替手数料が利益に大きな影響を与えるため、注意が必要です。新発債を選ぶことで購入手数料を抑え、外貨の調達には低コストの銀行サービスを利用することで、全体のコストを下げることができます。特に長期投資では、少しの手数料差が大きな影響をもたらすため、慎重なコスト管理が求められます。

投資初心者にとって、コスト削減のポイントを理解し、実践することは、資産運用の成功につながる重要なステップです。今回ご紹介した手法を活用し、手数料を抑えた賢い投資を目指しましょう。

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