【株式運用】信用取引の利用検討(ほぼノーリスクver)

前提

現状眠らしている優待株や資金を使用して信用取引で比較的安定な運用できないかを考える。

信用取引の活用方法

  1. 優待クロスに用いる ⇒ ローロストでリターンあり
  2. 資金調達手段 ⇒ 低金利でメリットあり
  3. 現物株式を信用買で長期保有する ⇒要検討 

1. 優待クロスに用いる

信用取引で一番メリットを感じたのは優待クロスが使えることだと思う。
優待クロスは、同じ銘柄を同じ株数で、現物株式の買いと、信用取引の売建を同時に取引し、権利落ち日まで保有後、品渡することで、株主としての権利を獲得し、株主優待を獲得する方法だ。


ローコスト(最安で数十円)かつ、ローリスク(決済ミス等がなければほぼノーリスク)で株主優待を得られるため、信用取引口座を開設する一番のメリットだと思う。

証券会社としては一番の候補がSMBC日興証券、auカブコム証券があがる。
いくつかの証券会社は優待クロス用に別に金利が用意されており、SBI証券や楽天証券の場合はコストがかかりやすい。その代わり、SMBC日興証券やauカブコム証券では売り切れになっている株も信用取引で売建できることがある。

制度信用は金利が安いが逆日歩がとられるため、基本的に一般信用で取引するのが無難。

信用取引 貸株金利
取扱銘柄数制度信用一般(長期)一般(短期)買付手数料備考
SMBC日興証券1.15%1.40%信用取引手数料無料
auカブコム証券1.15%1.50%一日100万まで手数料無料銘柄によってはプレミアム料が必要
SBI証券1.15%1.10%3.90%手数料無料
楽天証券1.00%1.10%3.90%手数料無料*)保証金として現金30万必要
マネックス証券1.15%1.10%3.90%変動式

2. 資金調達手段

優待クロスでは信用取引の売建を利用したが、今度は逆に買建を使う。
資金が必要な時に、同じ銘柄を同じ株数で、現物株式の売りと、信用取引の買建を同時に取引し、資金が必要じゃなくなった時に、現渡して再び株を取得することで、一時的に資金を得ることができる。

この方法のメリット・デメリットをまとめてみた。

<メリット>
・カードローン等のより低い金利(買方金利:約2.5%~3%)で資金を調達できる。
・ローンと違い信用情報に傷がつかない

<デメリット>
・現物株が必要な時(買建する株が優待株で権利落ち日と被る場合)
・現物株以上の資金を調達できない
・現物株の利益/損益が確定するため、税金の支払いが発生する可能性がある

優待クロス等で資金が一時的に必要になった場合に使えそうな手段だと思う。
庶民は簡単にローンを組むことはできないため、こういった形で資金を調達する手段があるのは大きいと思う。

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