「どのルートがベスト?」決済手段の最適解は人それぞれ
キャッシュレス決済が当たり前になってきた今、クレジットカード、プリペイド、JAL Pay、QR決済……と選択肢が増える一方で、「結局どれが一番おトクなの?」と悩むことが増えてきました。
このブログ記事では、自分自身が整理するためにまとめた“決済ルート”の使い分けや活用法についてご紹介します。
あくまで「自分にとって」のベストなルートを探す過程のメモのようなものですが、同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。
なお、最適解はライフスタイルや価値観によって大きく変わるもの。この記事はあくまで一例として、気軽に読んでいただければと思います。
基本の決済ルート【2.0%~4.0%】
私のメイン決済ルートをまとめてみました。
基本は楽天ペイ→楽天Edy→ANAPay→JALPayの順で決済を考えます。
考えるといっても難しくなく、楽天ペイが使えなかったら楽天Edy、Edyが使えなかったらANAPayみたいにだんだん繰り下がっていくイメージです。
プリペイドカード(JALPayやANAPay)は公共料金やWEBサイトによっては使えたり使えなかったりします。
私が使用している電気会社ではANAPayは決済できましたがaupayではNGでした。
後ででてくるリロクラブというサイトではANAPayもaupayもNGでしたが、JALPayとIdareは決済できました。
なので使用している公共料金やWEBサイトによって変わるかと思います。

三井住友G NL (マスター)
三井住友G NLを選択している理由は二つあります。
- 実質1.5%還元(0.5%還元に加えて100万円決済で10000ptもらえる)
- SBI証券での投信積立還元を1.0%にするため(1.と同じ条件のため)
次点で「V NEOBANKデビット」(1.5%)が現在誰でも利用できる可能性がある手段と思います。
ただしSBI証券の投信積立還元がなくなるor低くなります。
その次の候補は「PayPayカード」(1.5%)ですが、こちらは 一カ月に30回以上決済かつ10万円利用 が条件なのでめんどくさいです。
JAL Pay
いい加減、改悪が着てもおかしくない決済ルートのハブになるプリペイドカードです。
チャージ可能カードは実質Masterブランドのカード、JALカード、セゾンカードに限られますが、出口が有能。
以下の理由からとりあえず使わないチャージした残高は一旦JALPayにためています
- チャージ上限が高い 限度額100万円 チャージ可能額10万円/月(コースによる)
- チャージできる対象が多い
どこかがチャージ不可になっても他にチャージができる可能性がある - 物理カードがある かつスマホ決済(GooglePay(QuicPay), ApplePay対応)
チャージルートがすべて塞がれても自己消費しやすい
ANA Pay
二大航空会社の夢のコラボの一翼を担う、EDYにチャージ可能珍しいプリペイドカードです。
チャージ可能カードはJALPayよりも幅広いことも優秀で、VISAブランド、JCBブランド、Masterブランド、ダイナーズブランドでチャージ可能
物理カードはないものの、Google pay, Apple Payともに、クレジットカードのタッチ決済が可能なところも優秀、PayPayにも登録可能(2025年の夏までだろうが)
JALPayと異なり、チャージ先が限定される(Edyまたは交通系ICぐらい)ため注意が必要
楽天Edy
元々はANAPayから楽天キャッシュへの中継としてのみ利用していたが、決済手段としてもそこそこ優秀なことに最近気づいたEdyです。
楽天ペイが使用できないが楽天Edyが使える店舗は意外と多い
クレジットカードのタッチ決済ができないが楽天Edyは使える店舗もあったりする。
それでいて還元率は合計3.0%なので優秀
楽天ペイ
決済ルートにおいて最強の出口。
QRコード決済のため、請求書の支払いも一部可能だったりする。
楽天キャッシュにするまでの経路に加え、一部店舗を除いて1.5%還元なので、合計で4.0%とれる決済ルートのバグ的存在。
還元対象外店舗でも楽天キャッシュにするまでの2.5%とれるので、このルートのEdy決済に次ぐ還元率(ANAPayと同等)なので、還元対象外店舗とか気にせずに楽天ペイでも良いと思う。
楽天経済圏の方(自分含む)は楽天キャッシュを楽天ガスや楽天モバイルに利用したり、期間限定ポイントを自然に消化できます。
また、楽天ペイの還元率を1.0%→1.5%にするためには1ポイント以上貯まる楽天ポイントの提示が2回必要とのこと。気づいたときに提示しておきたい。
特殊ルート
基本ルート以外で使用している還元率が高かったり使えたりするルートです。
簡単な説明でとどめます。
三井住友カード 対象のコンビニ・飲食店(7%~)
対象のコンビニ・飲食店で7%以上還元
Vポイントアッププログラムの条件が日に日に厳しくなっているため、そちらは満たせたらラッキー程度に思うのが吉。

すかいらーくWEB優待券(10~12.5%) *福利厚生倶楽部またはベネフィットステーション
リロクラブ(福利厚生倶楽部)またはベネフィットステーションで購入できる10%割引が適用されるすかいらーくWEB優待券。
ガストやジョナサン等のすかいらーくグループで使用可能で、地域にもよるが家族連れには汎用性が高い。
福利厚生倶楽部ではクレジットカード支払い可能なため、JALPay使用で約12.5%の還元率を繰り出せる。(割引率10.0% + JALPay 2.0% + 福利厚生倶楽部ポイント 0.5%)
*)実際には割り引いた価格に各種ポイントがかかるので少し少なるはずです
ベネフィットステーションは銀行振り込みまたはコンビニ決済のため、銀行振り込みで無難に10%の割引と考えるか、コンビニ決済で、ファミペイで決済することで手数料込で10%ちょいは狙える。
(ファミペイの場合はできる限りまとめて購入した方が手数料が少なくて済む)
ジェフグルメカード (4%~5.5%以上) *)福利厚生倶楽部orクラブオフ
ファミレスやファーストフードで使用できるジェフグルメカード。
一番の特徴はおつりがでるため、見た目の還元率よりもお得なこと。
チケットショップでも購入できるが、福利厚生倶楽部やリロクラブを使用するとクレジットカード決済ができるのでクレカ修行だったりリボキャンペーン等でも使えてお得。
会社が福利厚生で福利厚生倶楽部をやっていたら使うべき決済手段。
保険とかクレカ、株主優待でクラブオフもあり、福利厚生倶楽部を使用できない場合はこちらも候補に入る
(ただし、クラブオフよりも福利厚生倶楽部の方が基本的にお得なため、福利厚生倶楽部から利用した方がよい)
クオカード( ?%/ 3.5%) *株主優待or福利厚生倶楽部
優待クロスや優待品でもらえるクオカード。
福利厚生倶楽部でもお得に購入できる。
1.0%引きで購入できるため、実質約3.5%で購入できる。
(割引率 1.0% + JALPay 2.0% + 福利厚生倶楽部ポイント 0.5%)
*)実際には割り引いた価格に各種ポイントがかかるので少し少なるはずです
基本的には優待品でもらったものを消化するために利用している。
まとめ
最適な決済ルートは結局、自分のライフスタイルや使えるもの(決済手段やサイト)、組み合わせ次第だと思います。
ただ、あまりこだわりすぎずに及第点でもいいと思います。
いろいろと自分に合った方法が見つかればと思います。
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